新しい先生

2004年4月6日
「おっちょこちょいで、若くて、カッコイイ男の先生だよ!24さいだって!」

始業式から帰宅したタロウ三年生の報告。
新しい担任の先生自身がそんな自己紹介をなさったらしい。

「△センセイじゃなかった・・・」
2年生の頃の担任と違ってしまったのは、寂しくてやや不安といった感じ。△先生は、こども達に不安を与えないという点でも、最高のベテランだったからなあ。

ところで、幼稚園以来集団生活6年目にして初めての男性の担任である。

若い先生というだけで、子供には嬉しいものだよね。
技量の未熟さをカバーして余りある魅力、若いときにしか出せないオーラというものが、教員には確かに存在する。
だからこそ、何一つ技術がなくても「教師面」が出来るのだ(と信じたい)。

大学で学んだことや活字で理解していたことと現場の違いに混乱し、管理職に絞められ、授業の準備と学級経営に追いまくられ、しょっちゅう失敗してはアタフタし、それをこども達に見透かされ、保護者に心配され見守られ励まされ・・・・自分ができたことと言えば、こども達と遊ぶことだけだった日々を思い出す。

それにしても、24歳
タロウ二年生の父親のトシの半分だよ。
昔、新人だった頃に担任したこども達、数えてみるとそろそろ30歳だ。
ひえええ・・・・

あの頃に担任したこども達、私は今、あなたたちに手をついて謝りたいよ!
全く不出来でしょうもない担任だった。
本当にありがとうございました。
あの子達の笑顔とママたちの励ましが、今の私の礎となっていると強く強く思います。

保護者という立場になってみると、昔の自分が本当に恥ずかしい。
だから、タロウ三年生の担任の先生が(仮にどれほど不出来でも)何とか一人前の教師面できるようにフォローして行きたいと思う。

ま、学級崩壊をいっぺん経験してるからね!
何でもコイ、だよ。
学習面はフォローしてやれるけど、集団生活のトラブル処理は担任の力量に相当依存しちゃうからなあ。

・・・・先生がヲタク系じゃないことだけを祈ります。

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