「選ぶ」ということ

「オレ、4年になったらサッカー部か野球部かバスケ部にはいる！」
ふーん、はいってもいいよ。でも、スイミングはどうすんの？
「やるよ！××クンにはかなわないから、もっと速くなりたい」
だって、××クンは週に5回練習に行ってるんだよ。オマエより速いの当たり前じゃない。
「じゃあ、オレも5回練習する！」
サッカー部とか、どうすんの？
「それもやるよ」
・・・そんなの無理じゃん。
それに、友達と遊ぶ日がなくなっちゃうよ？いいの？
「それはヤダ」

相変わらず鬼母を疲労させてくれるタロウ三年生。
やりたいことがいっぱいあって、友達とも遊びたいし、ゲームもしたいしオモチャをいじりたい。今の子どもって選択肢が多いんだなあ。
読書なんていう選択肢が入り込む隙間もなさそうなタロウ三年生。幸せなオトコだよ・・・・

だけど、どこかで何かを選ばなくちゃならない。
何を選ぶのかなあ。
自分の選択をあとで後悔しないことだけを願う。