元気に外遊び

2004年4月18日
春爛漫の上天気!
昼までに勉強を済ませ、近所の友達を誘って郊外の巨大公園に出撃しました。

フィールドアスレチック、自信満々でよじ登り、去年だったら諦めたことも何とかクリアして次々に新しいワザを試みる。
親だけじゃなくて友達も一緒というのがタロウ三年生にはツボだったのだなあ。友達の前ではトホホな所は見せたくないらしい。
一緒に行った仲良しもまた張り合って、二人で猿のように遊具を登ったり降りたり。
母は芝生に敷いたシートに寝そべって、ちょっと日差しの強すぎるひなたぼっこができました。

成長したのだなあ。
2年前にこの地に引っ越して来たときには怖がって歯が立たなかった遊具の数々、こうして飛びついてよじ登って滑り降りる姿を見ると、ちょっと感無量。

5時すぎに帰宅。
外遊び、時折ふいた強い風のせいで頭からつま先まで土埃でいっぱい。
晩飯前にお風呂に入って、テレビを見ながらゆっくり晩ご飯となりました。こんなことは久々です。
3年生になってスイミングの時間が変わってからは、毎日毎日慌ただしかったなあ・・・・

8時半に布団に入れたので、久しぶりに本を読んでやりました。
本日は『ながいながいペンギンのはなし』。

8時前にくたばる

2004年4月15日
タロウ三年生、本日もスイミング。
今日は送迎バスがないので、鬼母が送って行きました。
ヤツの練習の間、隣接するショッピングセンターで買い物。のこり30分あまりというところで観覧席に行きました。

本日も、超ハードトレーニング。
3年生4年生の合同クラス、今日の参加者は7名。
100メートルメドレーを立て続けに(休みなく)3本とか、2年生と時とは段違いに練習量が多い。
時折フォーム指導を入れながら1時間半。一度も水から上がることなく、ビート板も使いながら四泳法を叩き込まれておりました。

コーチの指導は懇切丁寧で、こども達を潜らせてご自身の水中フォームを何度も見せてくださる。大げさなアクションを入れながら口頭で一所懸命教えてくださっているのが遠目にもよく分かります。
そろそろ五十代にさしかかるようなお年に見えるのですが、「教える」という仕事への誠実さがすごく伝わって来て、頭が下がる思いでした。

で、タロウ三年生。
練習が終わって、帰りの車の中でおむすびと焼き鳥、プチトマトという簡易弁当を食べました。
7時過ぎに帰宅し、作っておいた「野菜どっさり豚汁」と果物を食べたら、いきなり廃人になってしまいました!!

「スイミングから帰ってきたら宿題やる」
という約束だったのに。

ご飯を終えて宿題のノートを開いたところで、今日の彼の時間は終わってしまったのだよ。メーターがエンプティという感じ。
胃袋がいっぱいになったら、もう脳には血が回らないらしい。
「ねむいーーーー」
半泣き。
今日のハードトレーニングを目撃してしまったため、鬼母にして「無理もないか・・・」と思ってしまいました。

「明日、6時に起きて勉強するなら、今日はもう寝ていいよ」
「・・・寝る。明日の朝やる・・・」
ハミガキして、あっという間に撃沈。
時計を見たら、まだ7時55分でした。

授業参観

2004年4月14日
昨日、授業参観がありました。

2クラスしかない学年、クラス替えがあったと言えども、半分は2年間一緒に育った仲間たちです。
母たちもそれは一緒。
担任の先生だけが「新人」なのでありました。

参観させて頂いた授業は
「心のノート」
という、例の神戸の事件のあとに文科省が大急ぎで作った副読本を使った道徳(?)のようなことでした。

先生
「みんなは、この小学校に入って2年たっています。でも、先生はこないだ入ったばかりです。だから、今日は先生がイチバン緊張しています!すごくドキドキしてます!!」
ツカミは万全(・・・バラエティ番組ならね)。
こども達、元気な子も静かな子も、みんなちゃんと黒板の方を向いて授業に参加しておりました。
去年まで元気すぎてすごく目立っていた子が、妙におとなしかったのが気がかり。どうしちゃったんだろう。あの子、鬼母の大好きなタイプなんだけどなあ。

授業に関してはツッコミ所満載ではありましたが、いわゆる「ヲタク系」じゃなさそうだし、声は大きいし、笑顔だし。
初めての男性担任、若くて初々しい先生。
タロウ三年生にとっては素晴らしい経験になるんじゃないかな?

しかし正直なところを申せば、漢字の書き順・文字の形などを相当な勢いで叩き込まなければ、と決意させられた授業参観でございました。

今年も悪役だよ、鬼母ってば・・・・・

ハードトレーニング

2004年4月10日
さあ、大変なことになってきましたーー!

スイミング。
こりゃ疲れるだろうなあ、というトレーニングです。
130センチ足らず、体重やっと25キロのタロウ三年生(新しいクラスでも前から3番目なんだって)、こんなチビには過酷な練習が始まっております。

「顔上げクロール」
犬かきのように顔を前に向けて水面から出したままで、クロール。タロウ三年生に言わせると、死んじゃう位に疲れるんですと。
これでプールの真ん中まで泳いだら、普通のクロールで泳いでターン。そしてまた、プールの真ん中まで顔上げクロール、そこから普通のクロール、ターン・・・・・

なにせ、タロウ三年生のバタフライと来たら
「あの子、溺れてます、助けてあげてーー!!」
みたいなもんだから、顔上げクロールなんて心底できやしない。

こんどのコーチは、オリンピック選手を育てたこともある名伯楽。
こんなすばらしい方に、タロウ三年生みたいなワカランチンが教えていただけるなんて、身に余る光栄です。

でもねー・・・・

終わった後、飲み物とアイスしか受け付けないというのは、やっぱり練習が相当キツイんだろうなあ。

大丈夫か、タロウ三年生!
学校の授業時間も増え、「理科」「社会」なんていう科目も増え、漢字は200字も憶えなくてはいけないし、割り算とか毛筆とかリコーダーなんていうのも習得しなくちゃいけないんだぞ。

脳みそまで筋肉になるのはまだ早いのではないか、と懊悩する鬼母でございます。

新しい先生

2004年4月6日
「おっちょこちょいで、若くて、カッコイイ男の先生だよ!24さいだって!」

始業式から帰宅したタロウ三年生の報告。
新しい担任の先生自身がそんな自己紹介をなさったらしい。

「△センセイじゃなかった・・・」
2年生の頃の担任と違ってしまったのは、寂しくてやや不安といった感じ。△先生は、こども達に不安を与えないという点でも、最高のベテランだったからなあ。

ところで、幼稚園以来集団生活6年目にして初めての男性の担任である。

若い先生というだけで、子供には嬉しいものだよね。
技量の未熟さをカバーして余りある魅力、若いときにしか出せないオーラというものが、教員には確かに存在する。
だからこそ、何一つ技術がなくても「教師面」が出来るのだ(と信じたい)。

大学で学んだことや活字で理解していたことと現場の違いに混乱し、管理職に絞められ、授業の準備と学級経営に追いまくられ、しょっちゅう失敗してはアタフタし、それをこども達に見透かされ、保護者に心配され見守られ励まされ・・・・自分ができたことと言えば、こども達と遊ぶことだけだった日々を思い出す。

それにしても、24歳
タロウ二年生の父親のトシの半分だよ。
昔、新人だった頃に担任したこども達、数えてみるとそろそろ30歳だ。
ひえええ・・・・

あの頃に担任したこども達、私は今、あなたたちに手をついて謝りたいよ!
全く不出来でしょうもない担任だった。
本当にありがとうございました。
あの子達の笑顔とママたちの励ましが、今の私の礎となっていると強く強く思います。

保護者という立場になってみると、昔の自分が本当に恥ずかしい。
だから、タロウ三年生の担任の先生が(仮にどれほど不出来でも)何とか一人前の教師面できるようにフォローして行きたいと思う。

ま、学級崩壊をいっぺん経験してるからね!
何でもコイ、だよ。
学習面はフォローしてやれるけど、集団生活のトラブル処理は担任の力量に相当依存しちゃうからなあ。

・・・・先生がヲタク系じゃないことだけを祈ります。
明日は始業式。
昨日だって小雪がちらついて、北国の春はまだまだだっていうのに、新学期が始まるのは早いのだ。なぜ?
で、タロウ二年生のヤツ、リングネームを「タロウ三年生」に換えなくてはならん!ホントかよーーー(涙)

春休みもフルサトに戻って、幼なじみガキ仲間と遊びほうけたタロウ二年生。
身も心も幼稚園児に戻ってしまったのに、三年生だなんて。
無理だよ、無理!
もう一度二年生をやり直した方がいいって、絶対!

ところで昨日はスイミングでございました。
初めての「競泳コース」の練習。
・・・・驚いた。
ほとんど休みなく1時間半泳ぎ続けてました。
こないだまでの練習だって、1時間で1000メートルも泳がされてたけれど、そんなもんじゃないのよ、今度は。
以前は25メートル泳いだら立って少々休んで、また25メートルという練習だった。
ところがこれからは、ターンを繰り返して100メートル泳いだら立ってもいい。しかし、前を泳ぐヤツが出発したら五秒後には出発せねばならんという。
バタフライ・平泳ぎ・背泳ぎ・クロール(つまり100メートル個人メドレーね)で泳ぎ終わったら、息も整わないまま再び泳ぎはじめる。何度も繰り返し。
タロウ二年生は、だんだんバタフライの腕が水面に出なくなって、まるっきり溺れているのでありました。

こんな練習が週三回。熱心な子供は、ほぼ毎日やるらしい。
・・・・不熱心な親であるワタクシ、タロウ二年生が早く「もうヤダ」と言ってくれることを心待ちにしております。
だってさ、練習が終わった後はほぼ廃人だったんだもん。
こんなんで、学校の勉強だの宿題だのをこなせるんでありましょうか?読書や趣味の時間はどうするんだ?

我々夫婦は、ごく幼い頃から活字を読むことが最大の娯楽みたいな人生を送ってきた。カスカベ○○書店の土地の一部は我々が買って上げたと思うくらい、あの本屋には毎月何万も支払ってました。
だからね、家族の一員であるタロウ二年生にも「活字信仰」を持っていただきたいんですよ。
「幼児洗礼」ならぬ「読み聞かせ」を幼児期から毎晩してやり、小学生になってからは図書館にもしょっちゅう連れだし、「かがく」「がくしゅう」なんていう雑誌も定期購読してます。
・・・・しかし現実はキビシイ。
タロウ二年生は、まだまだ大脳が暗黒大陸、脊髄反射で生きている部分があって、ひたすら燃焼系の日々。

「本よむとねー、アタマ痛くなるんだよ」。

なんか、見知らぬドーブツを飼育している気分だよ(脱力)・・・・

春休み

2004年3月21日
金曜日が終了式だった。
もう春休みだよー・・・・

今週は・・・・

2004年3月14日
またしても転勤シーズンがやって来た。
今度は、すぐ下の部屋の一家が引っ越してしまう。
同じ小学校の6年と4年の女の子のいるお家で、PTAやボランティア、生協などを一緒にやって来た。
この半年で3家族が引っ越し、新たに入居したのは1家族のみ。
空き部屋がいくつもある。
このあたりは新しいアパートに人気が集中していて、わが家のような築二十年モノはダメらしい。

タロウ二年生のヤツ、木曜日で給食が終わってしまい、金曜から来週いっぱいは早帰り。
気分はもう春休みである。
おいおい・・・・

土曜日、スイミングに行ったら、2年間一緒のクラスで練習してきたWちゃん一家が転勤だと言う。
Wちゃんは意欲的で、タロウ二年生がまだ溺れているようにしか見えないバタフライをスイスイやってのける。
新しい土地で習い事も友達もイチから作り直すのか・・・・
子供が幼いうちは親がフォロー出来る部分がけっこうあるけれど、学年があがるにつれて本人しかできないことが増えてくる。
前向きに、前向きに!
Wちゃんがこの経験をもとに成長することを信じています。

週末日誌

2004年3月7日
金曜日
放課後、父親に連れられてスケートに行った。
6時頃父親はフラフラ、タロウ二年生は意気揚々と帰宅。
スケート教室の成果があったらしく、バックで滑れるようになったという(父親の報告)。
タロウ二年生、父親と競走して負けたのが悔しかったらしく、晩飯も不機嫌。まだ勝てるわけないじゃんか、バカ。

土曜日
気温が低い。
午前中は家でテレビ、くつろぎタイム。
昼食後、スイミングへ。
夕方からすごい勢いで雪が降り出した。

日曜日
今シーズン最後のスキーへ近所の友達もさそって出かける。
ゆうべの積雪が効いていて、まだナントカ滑れる状態。
午前中はスクールにお願いし、午後は父親が相手した。鬼母は日当たりの良いレストランで読書。シアワセー!
タロウ二年生の小学校は、来年度から二学期制を取り入れることになりました。

昔々、高校生の頃、鬼母の学校は二学期制だった。
6月に中間試験、夏休み前日まで授業があり、夏休み最終日の翌日から普通に6時間授業。9月末に期末試験。
そんな感じだったけど、もう憶えてないんだよね。

ところで、小学生に二学期制
・・・・善し悪しではなくて、そもそも可能なのか?
タロウ二年生みたいな「レベル年中さん」が、長い夏休みが終わったとたんに普通の授業に突入できるか??
これまで年6回あった「始業式」「終業式」が4回に減らせる。その分、授業時間が確保できて「ゆとり」が生まれる(はず)。そのようなお話しをうかがった。

この移行に伴う先生たちの労働強化を思うと、ちょっと涙。
文科省は色んなことを次々と言いだして(中には単なる思いつきとしか考えられない施策なんかもあったりして)、現場はどれほど大変だろう。

東京など首都圏の公立学校では、定年を前に早期退職者が予想以上に増えているらしい。
ベテランの先生たちが燃え尽きて退職する例も珍しくないと聞く。
年配教員の中には大量採用時代の「デモシカ」と呼ばれる先生も多いかもしれないが、それにしても、ある世代がどっさり抜けるというのは、大丈夫なんだろうか。
彼らに替わって参入してくる新規採用の若い教員って、ツカイモノになるのかな。
コミュニケーション能力という点で多いに???な「勉強ができる優等生」ばかりだったらどうしよう。

タロウ二年生の学校の校長先生は説明会の席で
他者とのかかわりができる子どもを育てたい、それが一番大事な力です」
と強くおっしゃった。
タロウ二年生の父親が常々言っているのと全く同じ意見で、これには本当に驚いた。

現場にいる教員の相当数が感じる危機感なのだろうなあ。

燃焼系の週末

2004年2月23日
土曜日

午前中 スケート教室(全6回の最終日)
終了後に閉校式。
コーチのお一人の挨拶
「スケート場は3月31日まで開いています。
 せっかく上手になったのだから、これからもスケートに来て、県の代表選手になれるよう練習を続けてください」
 ・・・遠大な目標だなあ。コーチの方々の熱意とガキ共の雰囲気の落差が申し訳ない。

午後  スイミング。帰宅途中、サ○ィで買い物
  
日曜日
  
朝8時半から、仲良しの子の一家が、タロウ二年生も一緒にスキーに連れて行ってくれた。帰宅は5時。
午前中はスキー教室、午後はスキー場に隣接する巨大レジャープールという盛りだくさんな一日。
仲良しの友だちも誘ってどっかに出かけるというのはお得だなあ。
わが家は親がタロウ二年生のお相手をするのが大変なので、スキーやスケート、プール等に行くときは、仲良しの子を誘う。
すると、こうやって「お返し」というかお誘いが来る。
幼い頃から「自主協同保育」をやって育てて来たけど、まだ同じことをしているわけですな。
よそんちのおとうさんおかあさんのお世話になるって、子どもにとってはすごく大きい経験だと思う。
ホントにありがたい。

というわけで、タロウ二年生はひたすら燃焼系の日々を過ごしております。
スキーとプールのダブルヘッダーでくたくた。だが3日分の家庭学習はしなくてはいけない。
半泣きのタロウ二年生を叱咤激励して、何とか3ページ分の勉強を終了。大変です・・・・・

          
        
    
           

教える人々

2004年2月19日
子どもを習い事に行かせるようになって、つくづく感じたことがある。

学校や幼稚園の先生と習い事のお師匠さんって、本質的に全く別なんだなあ。

子どもが何かを教えてもらう、習う、という意味では同じなのだけれど、「子どもの生活・全人格にかかわる」という部分の有無で、先生とお師匠さんは仕事の目的も責任の重さもまるで違う。

お師匠さんたち
体操やスイミングのコーチたち、お習字の先生、スキー教室やスケート教室の先生。
みなさん、本当に熱心で一所懸命です。
体操・スイミングのコーチたちは、それを職業とする方々。
子どもの能力を伸ばそうと色々工夫した指導をして下さる。
お習字の先生(入学寸前のわずかな期間、エンピツの持ち方を教えていただいた)は、もと高校教員という家庭の主婦。
近所の小学生のために書道塾を開いておられる方だが、これがまた子ども好きで誉め上手、指導力抜群。タロウ二年生がすごい筆圧で書いた直線一本さえ
「わあー、すごい、元気で生き生きした線が書けたねえ!」
なんて言って、でっかいはなまるを書いてくださった。
スキー教室、スケート教室はそれぞれの連盟に所属する方々だが、ほとんどボランティアだろうと思う。
わけの分からない小さい子を預かって、数回のうちに滑れるようにしてくださる。どれほどのご苦労か。

で、どのお師匠さんたちも、すごく楽しそうなんですよ!
特に、スキー教室・スケート教室のお師匠さんたちの表情は印象的です。
スキー教室は、当日朝申込み。一緒に習うこどもたちは、つまり「行きずりの関係」(言葉が変だな・・・「一期一会」と言うべきか)。コーチも行くたびに違う。
去年から5,6回スキー教室に入れてもらったが、同じコーチだったことはありません。どのコーチも本当に一所懸命、ていねい、親切、やさしい。
「こんなワカランチンをお願いして申し訳ないー!」って平伏したくなります。

スケート教室は期間限定で全6回、ずっと同じコーチです。
けっこう年配(50代後半かそれ以上かも)の女性なんですが、この方がまた実にこどもたちの様子をよく見ていて、可愛がってくださる。タロウ二年生にスケート靴を履かせていたら話しかけてくださって、お話しをうかがったのですが、
「子どもにスケートを教えることが楽しい、嬉しい」
という気持がバンバン伝わって来ました。

しょいこむ責任の重さと、子どもに何か教える楽しさって反比例するのかもしれない。
随分前に読んだ教育に関する文章のなかに
「子どもに何か教えるというのは、人間が持つ本質的な喜びのひとつだ」
という意味の言葉があった。

幼稚園や学校の担任の先生たち。
数十人の子どもの1年間の学校生活と成長に責任を持たなくてはいけない。
それぞれの子どもの個性と、教育目標と、集団の人間関係と・・・・
こんな責任をしょいこんで、
「楽しい、嬉しい」
とウキウキしていられるはずがないんだよね。


こんなヤツがもうじき三年生だと?
・・・なんか、納得できない。絶対にオカシイ。

タロウ二年生は、学習机を持っていない。
小遣いも貰っていない。
子ども部屋なんていうのも、ない(狭いアパートだからね)。
宿題はちゃぶ台でやり、寝るときは「川の字」、オモチャ箱は押し入れ下段、欲しいモノはジジババか親にねだって買ってもらう。

「勉強が好きになったら机を買おう」
と言ってごまかして来たが、一向に勉強好きにはならず、このままでいけば永遠に机はいらない。
しかし、このごろ何だか色んなことを言うようになって来やがった。
ヤツの友だちのほとんどが「物置場」としての学習机を所有しているらしく、中にはマイルームだのベッドだのを持っている子供もいるらしい。
「○○くんは、イイナー。机、買ってー。オレも自分のお部屋欲しいなー。二段ベッドが欲しいなー」

日々、友だちと遊び倒しているのはいいけれど、こういうよけいな情報も仕入れて来るんだね。

小遣いについては
「パパと相談してからね」(するフリである、モチロン)
と答え、マイルームだの二段ベッド(誰が下段に寝るんだ???)は物理的に無理なので却下。
問題は、学習机。

買ってもどうせ使わないに決まってる。
だけど、いつまで引き延ばせるのかな。
自分の場所という意味でそろそろ必要なんだろうか。

「みんな持ってるんだよー」
ああ耳タコだよ、その台詞!
もっと何か目新しいことを言えよコノヤロー!

子どもが大きくなるって、めんどくさいなあ。
1人で色んなことが出来るようになって手がかからなくなる一方で、新たなめんどくささが現れる。

ため息。
一昨日から暖かい。曇り時々晴れ。歩道や日陰にあった雪はどんどん融けています。タロウ二年生はそれがとーっても不満なんだって!
「オレはねー、冬が一番だいすき!だって雪で遊べるから!!」
・・・ふーん、ママとは気が合わないな・・・

土曜日は朝からスケート教室へ。
講習の前30分ほど遊び、講習終了後も30分あまりすべって、正午すぎ帰宅。
急いで昼食。

1時にスイミングへ出発。
いつものように1000メートルあまりトレーニング。3時前に終了。
帰宅途中で「サ○ィ」に寄り、文具や本や食品を買って、1Fのフードパークでおやつ(コーラフロート、タロウ二年生のみ)。
5時少し前に帰宅。

もうじき三年生だというのに大量のトミカを出して遊び、夕食を食べ、いやいやながら勉強し、お風呂に入って9時に就寝。

日曜日は、スイミングスクールが希望者対象に企画したバス遠足。仲良しの友だちと一緒に申込をし、早朝から意気揚々と他県の巨大レジャープールへ出かけて行った。
帰ってきたらフラフラなんだろうなあ。
メシ・フロ・寝るで一日が終わってしまうだろう(確信)。

先週の土日もスケート・水泳・スキーだった。

というわけで、タロウ二年生の
脳みそ筋肉化計画

は、着々と進行しております!

学校の適正規模

2004年2月12日
タロウ二年生の通う小学校、古くからの住宅地にある伝統校です。
ご多分に漏れずここも児童数は年々減り続け、ある学年などは4月から単学級になるピンチに瀕しています。
タロウ二年生の学年も50名足らず、かろうじて2学級を維持している程度。
タロウ二年生の卒園した幼稚園、あいつの学年は75人で、3クラスあった。
小学校に入ったら仲間が減るなんて、何だか違和感。だって
「1年生になったら、ともだち百人できるかなー」って歌があるじゃないですか。

それでも、まだ全学年が2学級ずつあるだけマシです。

引っ越して来る前、タロウ二年生が通うはずだった小学校なんて、もっとヒサンです。来年度はついに、全学年が単学級・・・・
山の分校だよ、これじゃ。
住都公団の賃貸団地の小学校なのに。
ひと頃は1学年5学級の大規模校だったこともあるそうです。団地に子どもがあふれかえっていた時代のこと。
そのなごりで校舎もバカバカしいほどでかいし、体育館も校庭もあの自治体でいちばん広い。
それが今や・・・・少子化に加えて家族で暮らす団地住民は高齢化、新規入居者は単身者。

6学級ということは、管理職3名、担任6名、担任外が(いくら多く見積もっても)3名、事務職1名、養護教諭1名、業務主事1名。
これで学校を維持管理しなくちゃならないってことだよね。
全員が「学年主任」、全員が校務分掌の何かの主任。これって想像を絶する。どれほどの仕事量かしら。
たとえば、どうしても出なくてはならない出張の数は、教員数とは無関係。ということは管理職は自習監督で大忙しか、ほったらかしで自習させられてるのか?
運動会のさびしさ、PTA活動の困難・・・・
聞けば聞くほど大変。

どんな組織にも適正規模ってのがあると思う。
どうして合併・統合ができないんだろう?
数百メートルの場所に隣接小学校があるのに、合併できない理由が分からない。その小学校だって1学年2クラスだというのに。
「伝統」って、それほど大事なのかな。
今、ここで育ち行く子どもたちの方がずっと大事だと思うんだけど・・・・
週末は、父親が「子守当番」でした。

土曜日の午前中、スケートに連れて行く。
スケート場までゆっくり走っても15分。
1月下旬から全6回のスケート教室(毎週土曜午前中1時間)に友だちと一緒に通っている。スケート連盟のおじさんおばさんコーチが、安全で正しい滑り方を教えてくれるっていうのに、料金は6回で3800円という安さ。これで来シーズンはほったらかしにできると思うと、今から楽しみで楽しみで・・・・
昼過ぎに帰宅し、速攻で昼食。
午後はスイミングに連れて行き、帰りにおやつを食べさせて戻ってきた。

日曜日は、近所の子どもも誘って朝からスキーへ。
これも、ゆっくり走って40分くらいの道のり。
知らなかったのだが、この日は年に一度のスキー場祭りの日で、スキー教室はタダ(保険料200円のみ)、スキー教室に入るとリフトの一日券が400円という信じられない大盤振る舞いをしていただいた。
午前中はスキー教室(2時間)にお願いし、午後は父親がガキどものお相手。3時までスキー、そのあとは子どもだけでソリ遊び。
帰宅は5時半すぎでした。

こんなに「カラダを使う遊び」ばっかりしてて、いいんだろうか?
タロウ二年生の脳みそ、筋肉化しつつあるんではなかろうか?
大丈夫か・・・?

真冬

2004年2月4日 日常
風の音がすごいです!
すきま風仕様のわが家のサッシは、「ひょーーーーっ」!ていうまるで効果音みたいなうなりをあげております。
雪はおとといから降っていないんだけど、とにかく最高気温が限りなく零度に近い。そして、ものすごい風。
車道は乾燥してるんだけど、歩道はツルツル。でこぼこのスケートリンク状態で、怖くて歩けやしない。
昨日は犬の散歩ですべって転んだ。

タロウ二年生、この風の中をスイミングへ。
本来10人ほどの仲間が今日は6人だったとか。
夕食を食べ終えたら、もう、眠くて眠くて・・・・・
しょうがないので、宿題も時間割もお風呂も明日にまわして、ハミガキだけさせて、7時に布団に入れました。
瞬間的に爆睡。
まるで赤ん坊だよ。

ずいぶん泳がせられたらしい。この夏を過ぎてから、トレーニングがハードになって来ています。とにかく、がんがん泳がせる。
まだペース配分というのができないから、隣のコースで泳ぐ者同士が張り合ってスピードを出すらしく、常時ダッシュみたいな練習です。バカめ・・・

4月からどうなるのかなあ。
練習日が週三日以上になる。最低でも週三日、5時から1時間半。
帰宅したら7時すぎだよね。
「飯・フロ」だけで9時になっちゃうよー。
宿題は、勉強は、読書はどうなるんだ?

こんな「マジ練習」に参加させるメリットってあるのかしら?

何だか分からないうちに水泳選手への道に踏み込んでしまったらしい。タロウ二年生は大した才能なんてなさそう。カラダも小さいし、身も心も幼いのだよ(レベル年中さん)。
以前に通っていたスイミングの指導がよかったらしく、引っ越しで転校したら、今度のスイミングでは1年生の上手な子だけのクラスに入れてもらった。
それ以来、ずっと変わらない10人の仲間と週に2回練習。
タロウ二年生にとっては、新たな土地で作った「学校以外の居場所・友だち」です。
「3年生でもこのままのクラスにいると、練習の日が増えるし時間も長くなるよ」
鬼母は暗に「フツーのクラスに替わろうよ(四泳法ができるようになった、あとは週1回、楽しく泳げばいいじゃん)」と誘いかけているのですが、本人は「ヤダ」の一点張り。みんなと離れたくないんだって。

放課後、友だちと遊べる日が減るんだぞ?
自己記録を更新するために、ただただ泳がせられるんだぞ?
少なくとも週3回(ヘタしたら毎日)、1時間半も水の中でバタバタやるんだぞ?
テレビ見たりゲームしたりマンガ読んだりする時間さえ、なかなか取れなくなってしまんだぞ?
いいのか、それで???

鬼母は、4才になった瞬間にタロウ二年生をスイミングに入れました。それはね、ヤツがシャンプーする時に泣きわめくガキだったからです!
顔にお湯がかかると泣く、「シャンプーハット」もいやがる。
しょうがないから、あかちゃん抱っこでシャンプーしてました。しかし、だんだんでかくなって重たくなり、往生した鬼母はそうだ、スイミングに入れちゃえば、きっと水に慣れるに違いないと思いついたのでした。

当初の目的はもう達成されたっつーの。

往復の時間も含めると3時間近くをスイミングに使う生活。
「運動」は、そりゃあ、いいことだけどさあ・・・・
野球だのサッカーだの、色んな遊びやスポーツを憶える時期に水泳オンリーって、いいのか、それで???
ややや?
しばらく放置してたら、日記のデザインが変わってるではないか!
かっこええーー!

日が長くなって来ました。
今日は節分。

タロウ二年生、まだ家や学校の中では半袖半ズボン。
「がっこうで、いろんな先生とかに毎日きかれるんだよー、さむくないかって」
アタリマエだ!

ママはもう諦めてしまったので、よその方々のあきれ顔を笑顔でスルーできるようになりました。
恥ずかしくなんか、ないもーーん!(強がり)

2004年だ!

2004年1月14日
タロウ二年生、三学期開始。

新しい連絡網を持ち帰った。
20人あまりのクラスだというのに、4月以来、転入が2,転出が1,名字が変わった子が2。
わがアパートでも、同じフロアの2家族(それぞれ同じ小学校の子どもがいた)が引っ越して行き、下のフロアに5年生の子の一家が引っ越してきた。
転勤族の多い学区とは聞いていたけれど、公立学校ってこれほどめまぐるしかったかしら?
学区内で引っ越しをするというのも、わりと普通に行われているらしい(この半年で3人の子の住所が変わった)。
名字が変わるというのは、離婚・再婚などがあったのかなー。
どちらにせよ大人の様々な都合に関わらず、子どもにはこれまで通りの学校生活、遊び仲間が保障されているわけで、何よりの選択だと思う。

ところで、今日は朝からすごい風です。
予想最高気温はマイナス1度。どうだ、まいったか!

冬休みにしたこと

2004年1月8日
【映画 三本】
・ファインディング・ニモ(友だち一家と)
・あたしんち(幼稚園時代の友だちと)
・ゴジラ対メカゴジラ対モスラ(父親と)

【温水プール】
・父親、幼稚園時代の友だちと

【スケート】
・父親と

【健康ランド】
・父親と
 
【初詣、ニューイヤー駅伝】
・父親、母親と

【動物園、科学博物館】
・母親と

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